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美容整形用語集 G

グラニュローマ Granuloma

白血球が集まっており、周囲を線維組織が取り囲んでいる状態のこと。
慢性的な炎症反応が原因。
症状としては、しこり・赤み・かゆみ・盛り上がり などが主体となる。

ただし、一般的な縫合糸でも、軽度のグラニュローマを起こすことがしばしばあり、外見上問題のない状況であれば、放置しておくほうがよい。

治療は、炎症の原因となっている物の摘出・グラニュローマの外科的摘出・ステロイドの局所注射などである。

肉芽腫 Granuloma

グラニュローマ 参照。

成長因子 Growth factor

体内において、細胞の増殖や分化を促進する、体内で作られたタンパク質の総称。
美容整形・美容皮膚科領域では、EGF、FGF、IGF,TGF,VEGF,PDGFなどのサイトカインが用いられる。
また、血小板内にはこれら成長因子が豊富に含まれるため、PRPとして、シワの改善のために、アンチエイジング目的で注射を行う。

ゴアテックス Gore-tex

アメリカのLゴア&アソシエイツ社が製造販売する防水透湿性素材の商標名だが、医療分野では、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を指す。美容整形・美容外科以外の医療分野では、縫合糸・人工血管・人工硬膜や歯科における骨増生のためのメンブレンなどに使用されている。美容整形分野では、縫合糸以外にも、プロテーゼとして用いることもある。多孔性に加工すれば組織が侵入して、位置がずれにくいことや、生体親和性がよいためである。ゴアテックスのプロテーゼのメーカーとしては、アメリカの美容外科医所有のSurgiform社が草分け的存在。ただし、日本国内に入ってきているゴアテックスプロテーゼの中には、中国製の粗悪品もあるので、要注意である。

金の糸美容術(美容法) Gold reinforcement

純度99.99%の純金の糸を真皮に挿入。皮膚を活性化する。
純金の糸の周囲にはコラーゲン繊維が大量に増生し、皮膚が若返り、しわやたるみの予防と改善が期待できる。

世界3大美女と言われた古代エジプト最後の女王クレオパトラのミイラには、たくさんの金の糸が埋め込まれていた。
クレオパトラは、その死後約二千年もの期間が経っているが、神秘なる美しさの謎は、その目鼻立ちは勿論、「金の糸」がその秘密であることが予想される

ゲージ Gauge

ゲージとは注射針を始めとして、管の太さ(直径)を表す。
通常、「数字+G」と表記する。
1インチ(25.4mm)の何分1かを表しており、30Gは1/30インチ(約0.85mm)の太さになる。
つまり、Gの前の数字が大きいほど、細い管や注射針を表す。

通常の筋肉注射には23G
眼内用には30G
皮内注射には27G
を用いることが多い。


全身麻酔 Genaral anesthesia

麻酔薬を中枢神経に作用させて、そこの機能を麻痺させることによって麻酔効果を得る方法である。
麻酔効果というのは意識の消失・無痛・反射の減弱・筋の弛緩などを指している。
美容整形・美容外科分野に限らず、本格的な全身麻酔と、静脈麻酔に大別される。

本格的な全身麻酔の流れとしては、
マスクで酸素を吸入しながら、静脈点滴から麻酔薬(睡眠導入剤・筋弛緩剤)を注入する。
入れ始めて数十秒で意識が無くなり、その後は筋弛緩剤の影響で自発呼吸を抑えるためにマスクにて人工呼吸を行い、手術中も人工呼吸状態を維持するため、ビニール製の管(気管チューブ)を口または鼻から気管支へ向かい入れて固定する(気管内挿管)。
手術中には、血圧・脈拍・体温・酸素飽和度・呼吸状態・筋弛緩状態などを監視し、人工呼吸の管理、輸液の調節、尿量チェック、体温の維持、また、それらに必要な薬剤の投与を行い、全身状態を管理する。麻酔中は麻酔ガスまたは薬剤の持続点滴にて維持するため、患者自身が痛みを感じたり、途中で目が覚めることはない。
手術終了後、麻酔を覚ます。覚まし始めてから数分程度で意識が戻り、自発呼吸の有無・意識が鮮明になったのを確認してから、気管チューブを抜く。

尚、美容整形・美容外科領域で行われている静脈麻酔とは、本格的な全身麻酔ではなく、静脈点滴から麻酔薬(睡眠導入剤・鎮痛薬)を注入してから局所麻酔を行う方法である。術中の麻酔効果の維持には局所麻酔が主体をなす。気管内挿管を伴わないため、麻酔科医からは、むしろ危険な麻酔とされている。


ジェル Gel

英語では"ジェル"、ドイツ語では"ゲル"と呼ばれている。

高分子化合物のコロイド粒子が凝集し、流動性を失って固化した状態のことである。
分散媒が水のものはヒドロジェル(ハイドロジェル)という。

分散系の一種で、ゾルのような液体分散媒のコロイドだが、分散質のネットワークにより高い粘性を持ち流動性を失い、系全体としては固体状になったものである。

美容整形・美容外科領域で多用される注入用のヒアルロン酸やコラーゲンなどは、流動性を完全に失っているわけではないので、正確にはジェルではなく、ゾルとジェルの中間的存在である。


ガミースマイル Gummy smile

笑った時や話をしている時、歯茎がたくさん見えてしまう口元のこと。
歯が完全に生えきらず、歯茎がかぶさったままの状態になってしまった場合や
唇のラインが上に位置していることから歯茎が見えやすい場合などがある。

美容整形・美容外科にて治療をおこなう。
治療法としては、ボトックスで上唇の上昇を抑えることや、口の中からの手術で上唇の裏側と歯茎の一部を連結することもある。
また、受け口の手術に準じて上顎の骨切りをおこなうとよい場合もある。


エラ Mandibular angle, Gonial angle

下あごを構成する骨で右外側からみるとL字状を呈する。

垂直の部を下顎枝、水平の部を下顎体といい、その境界の直角になった部を下顎角という。この下顎角を、美容整形一般では、エラと言っている。

下顎枝には前後の突起が上方に向かっており、前の方を前突起といって咀嚼筋である側頭筋が終わり、後ろの方を関節突起といって側頭骨の下顎窩と顎関節を作っている。

下顎体の上方には、ほぼ円形のくぼみが並んでおり、歯槽といって歯を入れている。



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