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美容整形用語集 N

神経ブロック Nerve block

薬物により一時的あるいは永続的に神経の伝導路遮断を行うことを広くいうと神経ブロックと呼ぶ。

使用目的としては、麻酔を目的とする場合・痙性除去を目的とする場合・除痛を目的とする場合などがある。

1?2%プロカイン・キシロカインの神経幹注射により、局所浸潤麻酔よりも広い範囲の無痛化が得られる。
麻酔を目的とした場合は伝達麻酔と呼ばれる。

神経破壊効果のある薬物を用いれば永続的ブロックとなるが、その場合にはアルコール・フェノールなどを用いたりする。

交感神経節をブロックする方法も広く用いられる。

歯科医院で主に使用する麻酔法で、歯茎より頬・または下顎に向かって注射し麻酔効果を得る方法があるが、これも神経ブロックである。

ホウレイ線 Nasolabial fold

頬のたるみによる重みや、上唇の周辺の皮膚や皮下組織が薄くなることによって、両小鼻から口元に向かって加齢でできる八の字のしわ。
ホウレイ線とは、医学用語では『鼻唇溝(びしんこう)』という。
人間が活動するということは、自然界の法則にさからって動いているということであり、
特に顔の皮膚は紫外線や乾燥など外の環境にさらされ、加齢の影響を受けやすい。
顔は人間の精神的な状態も反映する為、ストレスに弱いほど、ホウレイ線が出やすい傾向にあると言われる。
治療法としては、たるみの改善として、ミッドフェイスリフト、サーマクール等のRF機器、シルエットリフトなどがある。また、皮膚の陥凹の改善としてはヒアルロン酸の注入、皮下組織の増量によるものとしては脂肪注入などがある。
ホウレイ線は、このように構成要素が一つではない「しわ」であるため、ひとつの治療法で完全に除去することは困難であるが、どの要素が最も大きく影響しているのかを、専門家が診断して治療法を選択することによって、かなりの改善が望めることがある。

扁平母斑 Nevus spilus

茶色のあざが皮膚にできる病気。体のどこにでもでき、大きさや形も様々である。ほくろのように皮膚から盛り上がることはないあざと言う意味から扁平母斑と呼ばれている。また、ミルクコーヒーに似た色のあざでカフェオレ班とも呼ばれる。

大きくなることはないが、自然に消えることはなく、小さなものや気にならない部位であれば、放っておいても問題はない。しかし、顔や腕など、肌の露出部で気になる場合はレーザー治療などをすると薄くなる。

ほとんど、生まれつきに存在するが、思春期になって現れるものもある。(遅発性扁平母斑)


太田母斑 Nevus Ota

皮膚の表面になければならないメラニン細胞が、その他の皮膚組織に集中するあざ。瞼、頬部を中心とした顔面の片側、又は両側に出現し、青色からやや褐色の小さな点が集まった班が皮膚にできる。特に女性に多く出現し、その出現時期は、出生時および乳児期にみられる早期型と、思春期や妊娠、出産後、閉経後などのホルモンバランスの大きく変化する時期にみられる遅発型とがある。出生時に現れる濃い青色の斑点は女性の場合、月経が始まる思春期に入ると徐々に色が濃くなり発生部位も広がり、まれに目の白目部分にも青い点ができることもある。

思春期以後、初めて現れる太田母斑は薄い茶色で目の周りよりは頬などに現れる傾向があり目の中に青い斑点ができることはない。

30代前後に発生する太田母斑は後天性母斑と呼ばれ、よくそばかすと間違われることがあり、額、頬に対称に出現する。最近開発されたレーザー治療は驚くほどの治療効果を挙げている。

また、40台前後に発生する場合には肝斑との鑑別が困難である。肝斑の場合には、安易なレーザー治療はその悪化を招くため、まずは肝斑としての治療を行い、無効の場合にレーザーを使用するべきである。


母斑 Nevus

遺伝的、または胎生的な原因で、様々な時期に発生する皮膚の奇形のこと。

組織学的に、異常のある細胞はないが、ある特定の細胞の数が正常の状態より多い場合と、少ない場合がある。

母斑の例として・・・
表皮母斑、脂腺母斑、色素性母斑(ほくろ)、蒙古斑、青色母斑、太田母斑、伊藤母斑、血管腫(ボートワイン母斑、苺状血管腫)、リンパ管腫、貧血母斑、結合織母斑 などがある。

治療法としては、手術的に切除が必要なものや、レーザーで治療できるものもある。



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